『Made in Heaven』はQueenが発表した15枚目のオリジナル・アルバム
『Made in Heaven – メイド・イン・ヘヴン』はQueen(クイーン)が発表した15枚目のアルバムで、フレディ・マーキュリーの死後に発売された最初のアルバムである。イギリスでの発売日は1995年11月6日。プロデューサーはクイーンが担当。アルバムには全部で13曲が収録されている。
収録曲
01.「It’s A Beautiful Day – イッツ・ア・ビューティフル・デイ」
〈作詞・作曲〉クイーン
〈リード・ボーカル〉フレディ・マーキュリー
〈曲について〉アルバムからの1枚目のシングル「Heaven for Everyone」のB面に収録された曲。
02.「Made in Heaven –メイド・イン・ヘヴン」
〈作詞・作曲〉フレディ・マーキュリー
〈リード・ボーカル〉フレディ・マーキュリー
〈曲について〉フレディ・マーキュリーが1985年に発表したソロ・アルバム『Mr.バッド・ガイ』に収録されていた曲の演奏部分をクイーンのメンバー3人の演奏に差し替えたもの。
03.「Let Me Live –レット・ミー・リヴ」
〈作詞・作曲〉クイーン
〈リード・ボーカル〉フレディ・マーキュリー&ブライアン・メイ & ロジャー・テイラー
〈曲について〉1996年6月17日にアルバムからの3枚目のシングルのA面としてリリースされた曲。イギリスのシングル・チャートでは最高9位を記録。元々は1984年発売の11枚目のアルバム『The Works – ザ・ワークス』の製作時に作られていた曲。
04.「Mother Love –マザー・ラヴ」
〈作詞・作曲〉フレディ・マーキュリー&ブライアン・メイ
〈リード・ボーカル〉フレディ・マーキュリー
〈曲について〉フレディ・マーキュリーとブライアン・メイが共作した最後の曲
05.「My Life Has Been Saved –マイ・ライフ・ハズ・ビーン・セイヴド」
〈作詞・作曲〉ジョン・ディーコン
〈リード・ボーカル〉フレディ・マーキュリー
〈曲について〉元々はクイーンが1989年に発表した13枚目のオリジナル・アルバム『The Miracle – ザ・ミラクル』の収録曲「Scandal」のシングルのB面に収録されていた曲。
06.「I Was Born To Love You – ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」
〈作詞・作曲〉フレディ・マーキュリー
〈リード・ボーカル〉フレディ・マーキュリー
〈曲について〉フレディ・マーキュリーが1985年に発表したソロ・アルバム『Mr.バッド・ガイ』に収録されていた曲の演奏部分をクイーンのメンバー3人の演奏に差し替えたもの。
07.「Heaven for Everyone – ヘヴン・フォー・エヴリワン」
〈作詞・作曲〉ロジャー・テイラー
〈リード・ボーカル〉フレディ・マーキュリー
〈曲について〉1995年10月23日にアルバムからの1枚目のシングルのA面としてリリースされた曲。イギリスのシングル・チャートでは最高2位を記録。元々はロジャー・テイラーのサイド・プロジェクトであるザ・クロスが1988年にリリースしたアルバム『夢の大陸横断 – Shove It』に収録されていた曲。そこではフレディ・マーキュリーがゲスト・ボーカルを務めている。
08.「Too Much Love Will Kill You –トゥー・マッチ・ラヴ・ウィル・キル・ユー」
〈作詞・作曲〉ブライアン・メイ&フランク・マスカー&エリザベス・ラマーズ
〈リード・ボーカル〉フレディ・マーキュリー
〈曲について〉元々は1989年発売の13枚目のアルバム『The Miracle – ザ・ミラクル』の製作時に作られていた曲。そこには収録されず、ブライアン・メイが1992年に発売したソロ・アルバム『バック・トゥ・ザ・ライト~光にむかって~』に収録された。『バック・トゥ・ザ・ライト~光にむかって~』ではブライアン・メイがボーカルを担当しているが、このアルバムではフレディ・マーキュリーがボーカルを担当している。
09.「You Don’t Fool Me –ユー・ドント・フール・ミー」
〈作詞・作曲〉クイーン
〈リード・ボーカル〉フレディ・マーキュリー
〈曲について〉
10.「A Winter’s Tale –ウインターズ・テイル」
〈作詞・作曲〉クイーン
〈リード・ボーカル〉フレディ・マーキュリー
〈曲について〉1995年12月11日にアルバムからの2枚目のシングルのA面としてリリースされた曲。イギリスのシングル・チャートでは最高6位を記録。
11.「It’s A Beautiful Day(reprise) – イッツ・ア・ビューティフル・デイ(リプライズ)」
〈作詞・作曲〉フレディ・マーキュリー
〈リード・ボーカル〉フレディ・マーキュリー
〈曲について〉フレディ・マーキュリーが単独で書いた最後の曲と言われている。
12.「Yeah –Yeah」
〈作詞・作曲〉クイーン
〈リード・ボーカル〉フレディ・マーキュリー
〈曲について〉クイーンの全曲の中で演奏時間が一番短い曲。演奏時間は4秒である。
13.「TRACK 13 –TRACK 13」
〈作詞・作曲〉クイーン
〈リード・ボーカル〉なし
〈曲について〉クイーンの全曲の中で演奏時間が一番長い曲。演奏時間は22分33秒である。
『Made in Heaven – メイド・イン・ヘヴン』をソング・ライターの比率で見ると、以下のとおり。
- クイーン名義の曲(6曲) = 46.1%
- フレディ・マーキュリー名義の曲(3曲) = 23.1%
- ロジャー・テイラー名義の曲(1曲) = 7.7%
- ジョン・ディーコン名義の曲(1曲) = 7.7%
- マーキュリー/メイ名義の曲(1曲) = 7.7%
- ブライアン・メイ/フランク・マスカー/エリザベス・ラマーズ名義の曲(1曲) = 7.7%
イギリスのアルバム・チャートで1位を記録
『Made in Heaven – メイド・イン・ヘヴン』のイギリスのアルバム・チャートでの最高位は1位である。イギリスのアルバム・チャートに1995年11月18日付で初登場1位を記録。1位獲得回数は1回。チャートには39週間チャート・インした。