「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」は元々はフレディ・マーキュリーのソロ・アルバムに収録されていた曲
「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー – I Was Born To Love You」は、クイーンが1995年に発表した15枚目のオリジナル・アルバム『メイド・イン・ヘヴン – Made in Heaven』に収録されているが、元々はフレディ・マーキュリーが1985年に発表したソロ・アルバム『Mr.バッド・ガイ – Mr. Bad Guy』に収録されていた楽曲である。
この曲はフレディ・マーキュリーが作詞・作曲を担当している。アルバムからのシングルとして1985年にリリースされて、イギリスのシングル・チャートで最高11位を記録している。
『メイド・イン・ヘヴン – Made in Heaven』に収録されているバージョンは、フレディ・マーキュリーが『Mr.バッド・ガイ – Mr. Bad Guy』に収録されているバージョンの演奏部分をクイーンのメンバー3人の演奏に差し替えたものである。
ミュージック・ビデオについて
この曲には２種類のミュージック・ビデオが存在する。フレディ・マーキュリーのソロ・バージョンのミュージック・ビデオは、デヴィッド・マレット（David Mallet）が制作を担当した。デヴィッド・マレットは、イギリス出身のミュージック・ビデオやコンサートなどの映像監督で、デヴィッド・ボウイ、ローリング・ストーンズ、AC/DCなどのミュージック・ビデオの制作も手掛けている。デヴィッド・マレットが手掛けたクイーン関連のミュージック・ビデオは以下のとおり。
- 「バイシクル・レース – Bicycle Race」
- 「アンダー・プレッシャー – Under Pressure」
- 「レディオ・ガ・ガ – RadioGa Ga」
- 「リヴ・フォーエヴァー –Who Wants to Live Forever」
- 「アイ・ウォント・イット・オール –I Want It All」
- 「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー – I Was Born To Love You」（フレディ・マーキュリーのソロ・バージョン）
『メイド・イン・ヘヴン – Made in Heaven』に収録されているバージョンのミュージック・ビデオは、リチャード・ヘスロップ（Richard Heslop）が制作を担当した。リチャード・ヘスロップは、イギリス出身のミュージック・ビデオやコンサートなどの映像監督で、ニュー・オーダーやザ・キュアーなどのミュージック・ビデオの制作も手掛けている。
