Queen『The Game – ザ・ゲーム』解説:8枚目のアルバム 収録曲、チャート順位、ジャケットについて

クイーン-ザ・ゲームのソングライターについての円グラフロック
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Queen – Another One Bites the Dust (Official Video)
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『The Game』はQueenが発表した8枚目のオリジナル・アルバム

The Game – ザ・ゲーム』はQueen(クイーン)が発表した8枚目のオリジナル・アルバムである。イギリスでの発売日は1980年6月30日。プロデューサーはマックとクイーンが担当。  クイーンがシンセサイザーを使用した最初のアルバムである。アルバムには全部で10曲が収録されていて、1~5曲目までがアナログ・レコードのA面にあたり、6~10曲目までがB面にあたる。

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収録曲

01.「Play The Gameプレイ・ザ・ゲーム
〈作詞・作曲〉フレディ・マーキュリー
〈リード・ボーカル〉フレディ・マーキュリー
〈曲について〉力強いピアノ・バラードから始まり、シンセサイザーとギターの融合が印象的な曲。1980年5月30日にアルバムからの3枚目のシングルのA面としてリリースされ、イギリスのシングル・チャートで最高14位を記録。


02.「Dragon Attack – ドラゴン・アタック
〈作詞・作曲〉ブライアン・メイ
〈リード・ボーカル〉フレディ・マーキュリー
〈曲について〉リズム重視のファンク・ロックで、ジョン・ディーコンのベースとロジャー・テイラーのドラムが際立っている曲。ブライアン・メイのギター・ソロも印象的。1980年8月22日にリリースされたアルバムからの4番目のシングル「Another One Bites The Dust – 地獄へ道づれ」のB面に収録された。

03.「Another One Bites The Dust – 地獄へ道づれ
〈作詞・作曲〉ジョン・ディーコン
〈リード・ボーカル〉フレディ・マーキュリー
〈曲について〉ディスコやファンクの要素を取り入れた曲。1980年8月22日にアルバムからの4番目のシングルのA面としてリリースされ、イギリスのシングル・チャートでは最高7位を記録。アメリカのシングル・チャートでは1位を記録。

04.「Need Your Loving Tonight – 夜の天使
〈作詞・作曲〉ジョン・ディーコン
〈リード・ボーカル〉フレディ・マーキュリー
〈曲について〉ポップなメロディと軽快なギターが特徴の曲。

05.「Crazy Little Thing Called Love – 愛という名の欲望
〈作詞・作曲〉フレディ・マーキュリー
〈リード・ボーカル〉フレディ・マーキュリー
〈曲について〉エルヴィス・プレスリー風のボーカル・スタイルを取り入れたロカビリー風の曲。1979年10月12日にアルバムからの1枚目のシングルのA面としてリリースされた曲。イギリスのシングル・チャートで最高2位を記録。アメリカのシングル・チャートで、クイーンとして初めての1位を記録した。

06.「Rock It(Prime Jive – ロック・イット
〈作詞・作曲〉ロジャー・テイラー
〈リード・ボーカル〉ロジャー・テイラー&フレディ・マーキュリー
〈曲について〉フレディ・マーキュリーが冒頭部分を歌い、後半からロジャー・テイラーがリードボーカルをバトンタッチするという構成になっている。

07.自殺志願 – Don’t Try Suicide」
〈作詞・作曲〉フレディ・マーキュリー
〈リード・ボーカル〉フレディ・マーキュリー
〈曲について〉レゲエ風のリズムが取り入れられており、音楽的に軽快な雰囲気がある曲。

08.「Sail Away Sweet Sisterスウィート・シスター
〈作詞・作曲〉ブライアン・メイ
〈リード・ボーカル〉ブライアン・メイ&フレディ・マーキュリー
〈曲について〉ブライアン・メイがメインで歌うバラードで、感傷的な雰囲気を持った曲。

09.「Coming Soonカミング・スーン
〈作詞・作曲〉ロジャー・テイラー
〈リード・ボーカル〉フレディ・マーキュリー&ロジャー・テイラー
〈曲について〉フレディ・マーキュリーとロジャー・テイラーがリードボーカルを担当している曲。

10.「Save Meセイヴ・ミー
〈作詞・作曲〉ブライアン・メイ
〈リード・ボーカル〉フレディ・マーキュリー
〈曲について〉アルバムのラストを飾る感動的なバラード。1980年1月25日にアルバムからの2番目のシングルのA面としてリリースされ、イギリスのシングル・チャートで最高11位を記録。

The Game – ザ・ゲームをソング・ライターの比率で見ると、以下のとおり。

  • フレディ・マーキュリー名義の曲(3曲) = 38.5%
  • ブライアン・メイ名義の曲(3曲) = 30.8%
  • ロジャー・テイラー名義の曲(2曲) = 15.4%
  • ジョン・ディーコン名義の曲(2曲) = 15.4%
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イギリスのアルバム・チャートで1位を記録

The Game – ザ・ゲーム』のイギリスのアルバム・チャートでの最高位は1位である。イギリスのアルバム・チャートに1980年7月12日付で2位に初登場して、1980年7月19日付のチャートで1位を記録した。(翌週も1位)1位獲得回数は2回。チャートには18週間チャート・インした。

アルバム・ジャケットについて

The Game – ザ・ゲーム』のアルバム・ジャケットのデザインは、イギリスのデザイン・グループ、クリーム(Cream)が担当した。クリームは、クイーンの7枚目のアルバム『Jazz – ジャズ』のアルバム・ジャケットも手掛けている。