AC/DC 全アルバム発売順を図で分かりやすく解説 収録曲について

AC/DCオリジナル・アルバムの発売順がわかる一覧ロック
スポンサーリンク

この記事を読めば、オーストラリアのロック・バンドのAC/DCがリリースした全18枚のオリジナル・アルバムのリリース順がビジュアルですぐにわかります。

スポンサーリンク

AC/DC オリジナル・アルバム18枚の発売順が一覧でわかる

AC/DCは、1975年のデビューから今までに全部で18枚のオリジナル・アルバムをリリースしている。各アルバムのリリース順は以下のとおり。

01.『High Voltage – ハイ・ヴォルテージ』

1975年2月にリリースされた記念すべきデビュー・アルバム。オーストラリアでのみリリースされた。バンドの初期の荒削りなロックンロールスタイルが感じられる作品。オーストラリアのチャートで最高14位を記録。「Baby, Please Don’t Go –ベイビー・プリーズ・ドント・ゴー「She’s Got Balls –シーズ・ゴット・ボールズなど全8曲を収録。

02.『T.N.T. – T.N.T.』

1975年12月にリリースされた2枚目のオリジナル・アルバム。このアルバムもオーストラリアでのみリリースされた。オーストラリアのチャートで最高2位を記録。「It’s a Long Way to the Top (If You Wanna Rock ‘n’ Roll) –ロング・ウエイ・トゥ・ザ・トップ」「High Voltage – ハイ・ヴォルテージ」など全9曲を収録。

03.『High Voltage – ハイ・ヴォルテージ』

1976年5月にリリースされた3枚目のオリジナル・アルバム。このアルバムからオーストラリア以外の国でもリリースされるようになった。世界デビュー作として、1作目と2作目の楽曲を再編したもの。アメリカのチャートで最高146位を記録。「It’s a Long Way to the Top (If You Wanna Rock ‘n’ Roll) – ロング・ウエイ・トゥ・ザ・トップ」「High Voltage – ハイ・ヴォルテージ」など全9曲を収録。

04.『Dirty Deeds Done Dirt Cheap – 悪事と地獄』

1976年9月にリリースされた4作目のオリジナル・アルバム。オーストラリアのチャートで最高5位を記録。アメリカのチャートで最高3位を記録。「Dirty Deeds Done Dirt Cheap – 悪事と地獄」「Jailbreak – ジェイルブレイク」など全9曲を収録。

05.『Let There Be Rock – ロック魂』

1977年3月にリリースされた5作目のオリジナル・アルバム。さらにヘヴィなサウンドへと進化した作品。オーストラリアのチャートで最高19位を記録。アメリカのチャートで最高154位を記録。「Dog Eat Dog – 仲間喧嘩はやめようぜ」「Whole Lotta Rosie – ホール・ロッタ・ロージー」など全8曲を収録。

06.『Powerage – パワーエイジ』

1978年4月にリリースされた6作目のオリジナル・アルバム。ブルースの影響が強く、音楽性がさらに深まった作品。オーストラリアのチャートで最高22位を記録。アメリカのチャートで最高133位を記録。「Rock ‘n’ Roll Damnation – ロックンロール・ダムネーション」「Sin City – 悪徳の街」など全9曲を収録。

07.『Highway to Hell – 地獄のハイウェイ』

1979年7月にリリースされたされた7作目のオリジナル・アルバム。オーストラリアのチャートで最高13位を記録。アメリカのチャートで最高17位を記録。「Highway to Hell – 地獄のハイウェイ」「Touch Too Much – タッチ・トゥー・マッチ」など全10曲を収録。初代ボーカリストのボン・スコットは1980年2月19日に亡くなってしまうので、このアルバムが遺作となる。アメリカだけでも700万枚以上の売り上げを記録している。

08.『Back in Black – バック・イン・ブラック』

1980年7月にリリースされた8作目のオリジナル・アルバム。ロック史に残る金字塔的な作品。オーストラリアのチャートで1位を記録。アメリカのチャートで最高4位を記録。「Hells Bells – 地獄の鐘の音」「You Shook Me All Night Long – 狂った夜」など全10曲を収録。このアルバムより2代目ボーカリストのブライアン・ジョンソンが加入している。アメリカだけでも2500万枚以上の売り上げを記録している。

09.『For Those About to Rock (We Salute You) – 悪魔の招待状』

1981年11月にリリースされた9作目のオリジナル・アルバム。前作に続いて大ヒットを記録。オーストラリアのチャートで最高3位を記録。アメリカのチャートで初めて1位を記録。「For Those About to Rock (We Salute You) – 悪魔の招待状」「Let’s Get It Up – ゲット・イット・アップ」など全10曲を収録。


10.『Flick of the Switch – 征服者』

1983年8月にリリースされた10作目のオリジナル・アルバム。前作ほどの商業的成功は収めなかったものの、ストレートでシンプルなロックサウンドが特徴。オーストラリアのチャートで最高3位を記録。アメリカのチャートで最高15位を記録。「Flick of the Switch – 征服者」「Nervous Shakedown – ナーヴァス・シェイクダウン」など全10曲を収録。

11.『Fly on the Wall – フライ・オン・ザ・ウォール』

1985年6月にリリースされた11作目のオリジナル・アルバム。オーストラリアのチャートで最高4位を記録。アメリカのチャートで最高32位を記録。「Danger – デインジャー」「Shake Your Foundations – シェイク・ユアー・ファンデイションズ」など全10曲を収録。

12.『Blow Up Your Video – ブロウ・アップ・ユア・ヴィデオ』

1988年1月にリリースされた12作目のオリジナル・アルバム。再び勢いを取り戻した作品。オーストラリアのチャートで最高2位を記録。アメリカのチャートで最高12位を記録。「Heatseeker – ヒートシーカー」「That’s the Way I Wanna Rock ‘n’ Roll – 炎のロックン・ロール」など全10曲を収録。

13.『The Razors Edge – レイザーズ・エッジ』

1990年9月にリリースされた13作目のオリジナル・アルバム。バンドの新たな黄金時代を迎えた作品。オーストラリアのチャートで最高3位を記録。アメリカのチャートで最高2位を記録。「Thunderstruck – サンダーストラック」「Moneytalks – マネートークス」など全12曲を収録。

14.『Ballbreaker – ボールブレイカー』

1995年9月にリリースされた14作目のオリジナル・アルバム。ハードでシンプルなロックサウンドに回帰した作品。オーストラリアのチャートで1位を記録。アメリカのチャートで最高4位を記録。「Hard as a Rock – ハード・アズ・ア・ロック」「Hail Caesar – ハイル・シーザー」など全11曲を収録。

15.『Stiff Upper Lip – スティッフ・アッパー・リップ』

2000年2月にリリースされた15作目のオリジナル・アルバム。ブルースの影響を再び強く感じさせる作品。オーストラリアのチャートで最高3位を記録。アメリカのチャートで最高7位を記録。「Safe in New York City – セーフ・イン・ニューヨーク・シティ」「Satellite Blues – サテライト・ブルース」など全12曲を収録。

16.『Black Ice – 悪魔の氷』

2008年10月にリリースされた16作目のオリジナル・アルバム。8年ぶりにリリースした作品で、商業的に大成功を収めた。オーストラリアやアメリカなど世界20か国以上のチャートで1位を獲得。「Rock ‘n’ Roll Train – 暴走/列車」「Anything Goes – 恋の発電所」など全15曲を収録。

17.『Rock or Bust – ロック・オア・バスト』

2014年11月にリリースされた17作目のオリジナル・アルバム。ギタリストのマルコム・ヤングが病気で引退したため、彼の甥であるスティーヴィー・ヤングがギターパートを担当した。オーストラリアのチャートで最高3位を記録。アメリカのチャートで1位を記録。「Rock or Bust – ロック・オア・バスト」「Play Ball – プレイ・ボール」など全11曲を収録。

18.『Power Up – パワーアップ』

2020年11月にリリースされた18作目のオリジナル・アルバム。マルコム・ヤングの死後、彼の未発表のリフを元に制作された作品。オーストラリアやアメリカなど世界19カ国のチャートで1位を記録。「Shot in the Dark – ショット・イン・ザ・ダーク」「Realize – リアライズ」など全12曲を収録。