『Ride the Lightning – ライド・ザ・ライトニング』はメタリカが発表した2枚目のオリジナル・アルバム
『Ride the Lightning – ライド・ザ・ライトニング』は、アメリカのヘヴィ・メタル・バンドのメタリカ(Metallica)が発表した2枚目のオリジナル・アルバムである。アメリカでの発売日は1984年7月27日。プロデューサーはメタリカが担当。 アルバムには全部で8曲が収録されている。
メンバー
- ジェイムズ・ヘットフィールド(James Hetfield) リード・ボーカル/リズム・ギター
- カーク・ハメット(Kirk Hammet) リード・ギター
- クリフ・バートン(Cliff Burton) ベース
- ラーズ・ウルリッヒ(Lars Ulrich) ドラムス
収録曲
01.「Fight Fire with Fire – ファイト・ファイヤー・ウィズ・ファイヤー」
〈作詞・作曲〉ヘットフィールド/ウルリッヒ/バートン
〈リード・ボーカル〉ジェイムズ・ヘットフィールド
〈曲について〉
02.「Ride the Lightning – ライド・ザ・ライトニング」
〈作詞・作曲〉ヘットフィールド/ウルリッヒ/バートン/ムステイン
〈リード・ボーカル〉ジェイムズ・ヘットフィールド
〈曲について〉メタリカの元メンバーで、現メガデス(Megadeth)のデイヴ・ムステイン(Dave Mustaine)が制作に参加した曲。
03.「For Whom the Bell Tolls – フォー・フーム・ザ・ベル・トールズ」
〈作詞・作曲〉ヘットフィールド/ウルリッヒ/バートン
〈リード・ボーカル〉ジェイムズ・ヘットフィールド
〈曲について〉曲のタイトルは、アメリカの小説家のアーネスト・ヘミングウェイ(Ernest Hemingway)の小説『誰がために鐘は鳴る –For Whom the Bell Tolls』からインスピレーションを得ている。
04.「Fade to Black – フェイド・トゥ・ブラック」
〈作詞・作曲〉ヘットフィールド/ウルリッヒ/バートン/ハメット
〈リード・ボーカル〉ジェイムズ・ヘットフィールド
〈曲について〉
05.「Trapped Under Ice – トラップド・アンダー・アイス」
〈作詞・作曲〉ヘットフィールド/ウルリッヒ/ハメット
〈リード・ボーカル〉ジェイムズ・ヘットフィールド
〈曲について〉アルバム収録曲の中で演奏時間が一番短い曲(4分4秒)。
06.「Escape –エスケイプ」
〈作詞・作曲〉ヘットフィールド/ウルリッヒ/ハメット
〈リード・ボーカル〉ジェイムズ・ヘットフィールド
〈曲について〉
07.「Creeping Death – クリーピング・デス」
〈作詞・作曲〉ヘットフィールド/ウルリッヒ/バートン/ハメット
〈リード・ボーカル〉ジェイムズ・ヘットフィールド
〈曲について〉1984年11月にアルバムからの唯一のシングルとしてリリースされた曲。
08.「The Call of Ktulu – ザ・コール・オブ・クトゥルフ」
〈作詞・作曲〉ヘットフィールド/ウルリッヒ/バートン/ムステイン
〈リード・ボーカル〉インストゥルメンタルのため、ボーカルはなし。
〈曲について〉インストゥルメンタル。メタリカの元メンバーで、現メガデス(Megadeth)のデイヴ・ムステイン(Dave Mustaine)が制作に参加した曲。アルバム収録曲の中で演奏時間が一番長い(8分55秒)。
『Ride the Lightning – ライド・ザ・ライトニング』をソング・ライターの比率で見ると、以下のとおり。
- ヘットフィールド/ウルリッヒ/バートン名義の曲(2曲) = 25%
- ヘットフィールド/ウルリッヒ/バートン/ムステイン名義の曲(2曲) = 25%
- ヘットフィールド/ウルリッヒ/バートン/ハメット名義の曲(2曲) = 25%
- ヘットフィールド/ウルリッヒ/ハメット名義の曲(2曲) = 25%
アメリカのアルバム・チャートで最高100位を記録
『Ride the Lightning – ライド・ザ・ライトニング』のリリース当時のアメリカのアルバム・チャートでの最高順位は100位だが、2016年のリマスター版がリリースされた時に最高48位を記録した。イギリスではリリース当時、最高87位を記録した。
『Ride the Lightning – ライド・ザ・ライトニング』は、2012年までにアメリカだけで600万枚以上の売上を記録している。同じく600万枚以上の売上を記録している『Ride the Lightning –メタル・マスター』と共に、メタリカのアルバム史上3番目に売れているアルバムである。メタリカのアルバム史上1番売れているのは、1991年発表の5作目『Metallica – メタリカ』である。
アルバム・ジャケットについて
『Ride the Lightning – ライド・ザ・ライトニング』のアルバム・ジャケットのコンセプトは、メタリカが考え、デザインはAD Artistsが担当した。