『The Works』はQueenが発表した11枚目のオリジナル・アルバム
『The Works – ザ・ワークス』はQueen(クイーン)が発表した11枚目のオリジナル・アルバムである。イギリスでの発売日は1984年2月27日。プロデューサーはクイーンとマックが担当。
アルバムには全部で9曲が収録されていて、1~4曲目までがアナログ・レコードのA面にあたり、5~9曲目までがB面にあたる。
収録曲
01.「RadioGa Ga – レディオ・ガ・ガ」
〈作詞・作曲〉ロジャー・テイラー
〈リード・ボーカル〉フレディ・マーキュリー
〈曲について〉1984年1月23日にアルバムからの1枚目のシングルのA面としてリリースされた曲。 イギリスのシングル・チャートでは最高2位を記録。アメリカの歌手であるレディー・ガガ(Lady Ga Ga)の名前の由来にもなった。
02.「Tear It Up – ティア・イット・アップ」
〈作詞・作曲〉ブライアン・メイ
〈リード・ボーカル〉フレディ・マーキュリー
〈曲について〉アルバムからの4枚目のシングル「Hammer to Fall」のB面に収録された曲。
03.「It’s A Hard Life – 永遠の誓い」
〈作詞・作曲〉フレディ・マーキュリー
〈リード・ボーカル〉フレディ・マーキュリー
〈曲について〉1984年7月16日にアルバムからの3枚目のシングルのA面としてリリースされた曲。イギリスのシングル・チャートでは最高6位を記録。
04.「Man on the Prowl – マン・オン・ザ・プラウル」
〈作詞・作曲〉フレディ・マーキュリー
〈リード・ボーカル〉フレディ・マーキュリー
〈曲について〉アルバムからの5枚目のシングルとしてリリースされる予定だったがリリースされなかった曲。
05.「Machines (or ‘Back to Humans’) – マシーン・ワールド」
〈作詞・作曲〉ブライアン・メイ&ロジャー・テイラー
〈リード・ボーカル〉フレディ・マーキュリー
〈曲について〉アルバムからの3枚目のシングル「I Want to Break Free」のB面に収録された曲。
06.「I Want to Break Free – ブレイク・フリー(自由への旅立ち)」
〈作詞・作曲〉ジョン・ディーコン
〈リード・ボーカル〉フレディ・マーキュリー
〈曲について〉1984年4月2日にアルバムからの2枚目のシングルのA面としてリリースされた曲。イギリスのシングル・チャートでは最高3位を記録。
07.「Keep Passing The Open Windows – 愛こそすべて」
〈作詞・作曲〉フレディ・マーキュリー
〈リード・ボーカル〉フレディ・マーキュリー
〈曲について〉
08.「Hammer to Fall – ハマー・トゥ・フォール」
〈作詞・作曲〉ブライアン・メイ
〈リード・ボーカル〉フレディ・マーキュリー
〈曲について〉1984年の9月10日にアルバムからの4枚目のシングルのA面としてリリースされた曲。イギリスのシングル・チャートでは最高13位を記録。
09.「Is This the World We Created…? – 悲しい世界」
〈作詞・作曲〉フレディ・マーキュリー&ブライアン・メイ
〈リード・ボーカル〉フレディ・マーキュリー
〈曲について〉アルバムからの3枚目のシングル「It’s A Hard Life」のB面に収録された曲。
『The Works – ザ・ワークス』をソング・ライターの比率で見ると、以下のとおり。
- フレディ・マーキュリー名義の曲(3曲) = 33.3%
- ブライアン・メイ名義の曲(2曲) = 22.2%
- ロジャー・テイラー名義の曲(1曲) = 11.1%
- ジョン・ディーコン名義の曲(1曲) = 11.1%
- メイ/テイラー名義の曲(1曲) = 11.1%
- メイ/マーキュリー名義の曲(1曲) = 11.1%
イギリスのアルバム・チャートで最高2位を記録
『The Works – ザ・ワークス』のイギリスのアルバム・チャートでの最高位は2位である。イギリスのアルバム・チャートに1984年3月10日付で最高位2位を記録。1984年6月2日付と1984年6月9日付でも2位を記録した。アルバム・チャートには94週間チャート・インした。
クイーンがリリースしたオリジナル・アルバムの中で、イギリスのアルバム・チャートにチャート・インした週が一番多いアルバムである。