『Led Zeppelin II – レッド・ツェッぺリン II』解説:2枚目のアルバム 収録曲、チャート順位、アルバム・ジャケットについて

LED ZEPPELIN IIのソングライターについての円グラフロック
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『Led Zeppelin II – レッド・ツェッペリン II』はレッド・ツェッペリンが発表した2枚目のオリジナル・アルバム

『Led Zeppelin II – レッド・ツェッペリン II』は、イギリスのロック・バンドのレッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)が発表した2枚目のオリジナル・アルバムである。発売日は1969年10月22日。プロデューサーはジミー・ペイジが担当。 アルバムには全部で9曲が収録されている。

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メンバー

  • ロバート・プラント(Robert Plant) リード・ボーカル/ハーモニカ
  • ジミー・ペイジ(Jimmy Page) エレクトリック・ギター/アコースティック・ギター/ペダル・スティール・ギター/バッキング・ボーカル
  • ジョン・ポール・ジョーンズ(John Paul Jones) ベース/オルガン/バッキング・ボーカル
  • ジョン・ボーナム(John Bonham) ドラムス/ティンパニ/バッキング・ボーカル
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収録曲

01.「Whole Lotta Love胸いっぱいの愛を
〈作詞・作曲〉ジミー・ペイジ/ロバート・プラント/ジョン・ポール・ジョーンズ/ジョン・ボーナム
〈リード・ボーカル〉ロバート・プラント
〈曲について〉アルバムの1曲目に収録されている曲。アメリカのブルース・シンガーでギタリストのマディ・ウォーターズ(Muddy Waters)の「You Need Love」から歌詞が引用されている。「You Need Love」の作詞・作曲はウィリー・ディクスン(Willie Dixon)が担当。レッド・ツェッペリンが1969年にリリースした当時は、ウィリー・ディクスンの名前は、アルバムのクレジットに記載されていなかったが、後に著作権問題で訴えられ、それ以降はウィリー・ディクスンの名前もクレジットに記載されるようになる。1969年11月22日にシングルのA面としてリリースされた曲。アメリカのシングル・チャートでは最高4位を記録。

02.「What is and What Should Never Be – 強き二人の愛
〈作詞・作曲〉ジミー・ペイジ/ロバート・プラント
〈リード・ボーカル〉ロバート・プラント
〈曲について〉

03.「The Lemon Song – レモン・ソング
〈作詞・作曲〉ジミー・ペイジ/ロバート・プラント/ジョン・ポール・ジョーンズ/ジョン・ボーナム
〈リード・ボーカル〉ロバート・プラント
〈曲について〉アメリカのブルース・シンガーのハウリン・ウルフ(Howlin’ Wolf)の「Killing Floor – キリング・フロア」を改編して制作した曲。レッド・ツェッペリンが1969年にリリースした当時は、ハウリン・ウルフの名前はアルバムのクレジットに記載されていなかったが、後に著作権問題に発展したが示談で解決した。

04.「Thank You – サンキュー
〈作詞・作曲〉ジミー・ペイジ/ロバート・プラント
〈リード・ボーカル〉ロバート・プラント
〈曲について〉

05.「Heartbreaker – ハートブレイカ
〈作詞・作曲〉ジミー・ペイジ/ロバート・プラント/ジョン・ポール・ジョーンズ/ジョン・ボーナム
〈リード・ボーカル〉ロバート・プラント
〈曲について〉

06.「Livin’ Lovin’ Maid(She’s Just A Woman) – リヴィング・ラヴィング・メイド
〈作詞・作曲〉ジミー・ペイジ/ロバート・プラント
〈リード・ボーカル〉ロバート・プラント
〈曲について〉アメリカでシングル「Whole Lotta Love」をリリースした際にB面に収録された曲。

07.「Ramble on ランブル・オン」
〈作詞・作曲〉ジミー・ペイジ/ロバート・プラント
〈リード・ボーカル〉ロバート・プラント
〈曲について〉

08.「Moby Dick – モビー・ディック
〈作詞・作曲〉ジョン・ボーナム/ジョン・ポール・ジョーンズ/ジミー・ペイジ
〈リード・ボーカル〉インストゥルメンタルのため、ボーカルはなし。
〈曲について〉曲中にドラム・ソロがフィーチャーされている。

09.「Bring It on Home – ブリング・イット・オン・ホーム
〈作詞・作曲〉ジミー・ペイジ/ロバート・プラント
〈リード・ボーカル〉ロバート・プラント
〈曲について〉曲のイントロとアウトロ部分にアメリカのブルース・シンガーでハーモニカ奏者のサニー・ボーイ・ウィリアムソンII(Sonny Boy Williamson II)作の同名曲を流用している。曲の中間部にレッド・ツェッペリンが制作したパートが挿入されている。レッド・ツェッペリンが1969年にリリースした当時は、サニー・ボーイ・ウィリアムソンIIの名前は、アルバムのクレジットに記載されていなかったが、後にサニー・ボーイ・ウィリアムソンIIの名前もクレジットに記載されるようになる。

『Led Zeppelin II – レッド・ツェッペリン II』をソング・ライターの比率で見ると、以下のとおり。

  • ジミー・ペイジ/ロバート・プラント名義の曲(5曲) = 55.6%
  • ジミー・ペイジ/ロバート・プラント/ジョン・ポール・ジョーンズ/ジョン・ボーナム名義の曲(3曲) = 33.3%
  • ジョン・ボーナム/ジョン・ポール・ジョーンズ/ジミー・ペイジ名義の曲(1曲) = 11.1%

イギリスのアルバム・チャートで1位を記録

『Led Zeppelin II – レッド・ツェッペリン II』はイギリスのアルバム・チャートでの最高位は1位である。イギリスのアルバム・チャートに1969年11月2日付で4位に初登場して、1970年2月7日付けのチャートで1位を記録した。チャートには129週間チャート・インした。

アルバムジャケットについて

『Led Zeppelin II – レッド・ツェッペリン II』のアルバム・ジャケットのデザインはイラストレーターでデザイナーのデヴィッド・ジュニパー(David Juniper)が担当した。