クイーンには日本語の歌詞を歌った曲が存在する
クイーンには、日本語の歌詞を歌った曲が存在する。「手をとりあって – Teo Torriatte(Let Us Cling Together)」がその曲である。この曲のコーラス部分で日本語で歌っている箇所がある。
この曲の作詞・作曲はブライアン・メイが担当。リード・ボーカルはフレディ・マーキュリーが担当している。
「手をとりあって – Teo Torriatte(Let Us Cling Together)」は、クイーンが1976年12月にリリースした5枚目のオリジナル・アルバム『華麗なるレース – A Day at the Races』の一番最後に収録されている曲である。
日本語の歌詞について
この曲の作詞はブライアン・メイが手掛けているが、日本語への翻訳は鯨岡ちか氏が手掛けている。鯨岡ちか氏は、クイーンの来日時の通訳を担当した人物で、『華麗なるレース – A Day at the Races』のブックレットにも”With special thanks to our Japanese friend and interpreter Chika Kujiraoka “と記載されている。
日本限定でシングルとしてリリース
この曲は、日本限定でシングルとしてもリリースされた。1977年3月にリリースされて、オリコンのシングル・チャートで最高49位を記録した。
フレディー・マーキュリーはソロ・アルバムでも日本語の歌詞を歌っている?
クイーンが日本語の歌詞を歌った曲は「手をとりあって – Teo Torriatte(Let Us Cling Together)」だけだが、フレディー・マーキュリーは、ソロ活動中の1988年にリリースしたスペインのオペラ歌手のモンセラート・カバリェ(Montserrat Caballé)とのコラボレーション・アルバム『バルセロナ – Barcelona』に収録されている「ラ・ジャポネーズ – La Japonaise」という曲でも、日本語の歌詞を歌っている。
この曲の作詞・作曲はフレディ・マーキュリーとモンセラート・カバリェが担当。リード・ボーカルもフレディ・マーキュリーとモンセラート・カバリェが担当している。
『バルセロナ – Barcelona』は、フレディー・マーキュリーがソロとしてリリースした2枚目のオリジナル・アルバムである。