RADIOHEAD 全アルバム発売順を図で分かりやすく解説 |収録曲やチャートについて解説

RADIOHEADオリジナル・アルバムの発売順がわかる一覧ロック
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この記事を読めば、イギリスのロック・バンドのRADIOHEAD(レディオヘッド)がリリースした全9枚のオリジナル・アルバムのリリース順がビジュアルですぐにわかります。

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RADIOHEAD(レディオヘッド)は、1993年のデビューから今までに全部で9枚のオリジナル・アルバムをリリースしている。各アルバムのリリース順は以下のとおり。

01.『Pablo Honey – パブロ・ハニー』

1993年にリリースされたデビュー・アルバム。グランジやオルタナティブ・ロックの影響を色濃く受けたサウンドで、のちの繊細で実験的な作風とは異なる荒削りなエネルギーが特徴。「Creep – クリープ」の大ヒットにより、バンドは国際的な注目を浴びた。
イギリスのアルバム・チャートで最高22位、アメリカでは最高32位を記録。
「Creep – クリープ」「Anyone Can Play Guitar – エニワン・キャン・プレイ・ギター」など全12曲を収録。

02.『The Bends – ザ・ベンズ』

1995年にリリースされた2作目のアルバム。よりメロディアスかつ内省的なサウンドへと進化し、オルタナティブ・ロックの名盤として高く評価された作品。トム・ヨークのボーカルとジョニー・グリーンウッドのギターサウンドが融合し、繊細かつ壮大な世界観を構築。
イギリスで最高4位、アメリカで最高88位を記録。
「High and Dry – ハイ・アンド・ドライ」「Fake Plastic Trees – フェイク・プラスティック・ツリーズ」など全12曲を収録。

03.『OK Computer – OK コンピューター』

1997年にリリースされた3作目のアルバム。テクノロジーと人間疎外をテーマにしたサウンドスケープで、90年代を代表するロックアルバムの一つとされる。複雑な構成と緻密な音作りでプログレッシブ・ロック的要素も取り入れ、批評家から絶賛された。
イギリスで1位、アメリカで最高21位を記録。
「Paranoid Android – パラノイド・アンドロイド」「Karma Police – カルマ・ポリス」など全12曲を収録。

04.『Kid A – キッド A』

2000年にリリースされた4作目のアルバム。エレクトロニカやアンビエントを大胆に取り入れ、ギター中心のロックからの脱却を果たした実験的傑作。歌詞よりも音の質感や構造を重視した前衛的アプローチが特徴。
イギリスとアメリカのアルバム・チャートで1位を記録。
「Everything In Its Right Place – エヴリシング・イン・イッツ・ライト・プレイス」「Idioteque – イディオテック」など全10曲を収録。

05.『Amnesiac – アムニージアック』

2001年にリリースされた5作目のアルバム。『Kid A』と同時期に録音された楽曲で構成され、電子音とアコースティックが交錯する幻想的な世界観が特徴。
イギリスで1位、アメリカで最高2位を記録。
「Pyramid Song – ピラミッド・ソング」「Knives Out – ナイヴズ・アウト」など全11曲を収録。

06.『Hail to the Thief – ヘイル・トゥ・ザ・シーフ』

2003年にリリースされた6作目のアルバム。政治的メッセージと電子音・ギターの融合が際立つ作品。前2作の実験性に加え、ロックバンドとしての原点回帰的要素も持つ。
イギリスで1位、アメリカで最高3位を記録。
「2 + 2 = 5 – ツー・プラス・ツー・イコール・ファイブ」「There There – ゼア・ゼア」など全14曲を収録。

07.『In Rainbows – イン・レインボウズ』

2007年にリリースされた7作目のアルバム。インターネット上で「値段はあなた次第」という斬新な販売方法で話題となったアルバム。温かみのあるサウンドと美しいメロディが融合した円熟の一枚。
イギリスとアメリカで1位を記録。
「Nude – ヌード」「Reckoner – レコナー」など全10曲を収録。

08.『The King of Limbs – ザ・キング・オブ・リムズ』

2011年にリリースされた8作目のアルバム。ループやリズム構造を重視したミニマルな作風。ジャズやエレクトロニカの要素が融合し、バンドの新たな方向性を示した。
イギリスで最高7位、アメリカで最高3位を記録。
「Morning Mr Magpie – モーニング・ミスター・マグパイ」「Lotus Flower – ロータス・フラワー」など全8曲を収録。

09.『A Moon Shaped Pool – ア・ムーン・シェイプト・プール』

2016年にリリースされた9作目のアルバム。オーケストレーションとピアノを中心に構築された、静謐で美しいサウンドスケープ。過去曲「True Love Waits」がついに正式収録されたことでも話題に。
イギリスで1位、アメリカで最高3位を記録。
「Burn the Witch – バーン・ザ・ウィッチ」「Daydreaming – デイドリーミング」など全11曲を収録。