この記事を読めば、アメリカのロック・バンドのNIRVANA(ニルヴァーナ)がリリースした全3枚のオリジナル・アルバムのリリース順がビジュアルですぐにわかります。
NIRVANAオリジナル・アルバム3枚の発売順が一覧でわかる
NIRVANA(ニルヴァーナ)は、1988年のデビューから1994年の解散までに全部で3枚のオリジナル・アルバムをリリースしている。各アルバムのリリース順は以下のとおり。
01.『Bleach – ブリーチ』
1989年にリリースされたデビュー・アルバム。シアトルのインディーレーベル「Sub Pop」からリリースされた。ヘヴィで粗削りなサウンドが特徴で、BLACK SABBATHの影響を感じさせる曲が多い。発売当時は、商業的な成功はしなかったが、グランジの土台となるサウンドを確立した。
アメリカのアルバム・チャートで最高89位を記録。イギリスでは最高33位を記録。
「Blew – ブリュウ」「Negative Creep – ネガティヴ・クリープ」など全11曲を収録。
02.『Nevermind – ネヴァーマインド』
1991年にリリースされたNIRVANAを一躍スターダムに押し上げた歴史的なアルバム。メジャーレーベルからのデビュー作で、シングル「Smells Like Teen Spirit」が世界的に大ヒットしました。このアルバムがグランジ・ロックのブームを巻き起こし、NIRVANAは90年代を象徴するバンドの一つとなった。前作よりも洗練されたサウンドになり、キャッチーながらも激しさを兼ね備えている。
アメリカ国内だけでも1100万枚以上、全世界では3000万枚以上の売上を記録している。
アメリカのアルバム・チャートで1位を記録。イギリスでは最高5位を記録。
「Smells Like Teen Spirit – スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」「In Bloom – イン・ブルーム」など全13曲を収録。
このアルバムに伴うツアーで来日公演を行なった。
03.『In Utero – イン・ユーテロ』
1993年にリリースされた3作目となるラスト・アルバム。前作のポップな要素から一転、より荒々しくノイジーなサウンドが特徴。フロントマンのカート・コバーンは、意図的に商業的な音を避け、原点回帰したいという思いを込めて制作した。批評家からは絶賛されたが、前作ほどの商業的成功は収めなかった。それでもアメリカだけで450万枚以上、全世界では1500万枚以上の売上を記録している。
アメリカのアルバム・チャートで1位を記録。イギリスでも1位を記録。
「Heart-Shaped Box – ハート・シェイプト・ボックス」「Pennyroyal Tea – ペニーロイヤル・ティー」など全12曲を収録。