マネスキン 最新アルバム『ラッシュ! – Rush!』解説:収録曲、チャート順位、ジャケットについて

ラッシュ!のソングライターについての円グラフ
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この記事を読めば、イタリアのロック・バンドのマネスキン(Måneskin)がリリースした全3枚のオリジナル・アルバムのリリース順がビジュアルですぐにわかります。

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『ラッシュ!』はマネスキンが発表した3枚目のオリジナル・アルバム

『ラッシュ! – Rush!』は、イタリアのロック・バンドのマネスキン(Måneskin)が発表した3枚目のオリジナル・アルバムである。発売日は2023年1月20日。プロデューサーは曲により異なる。アルバムには全部で17曲が収録されている。

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曲目

01.「オウン・マイ・マインドOwn My Mind」
〈作詞・作曲〉マネスキン/キャプテン・カッツ/ネイト・サイファート
〈プロデューサー〉ファブリツィオ・フェラガッツォ & マネスキン 
〈リード・ボーカル〉ダミアーノ・ダヴィド
〈曲について〉バンドのメンバーと共にソング・ライティングにクレジットされているのは、キャプテン・カッツ(Captain Cuts)とネイト・サイファート(Nate Cyphert)。キャプテン・カッツは、ソングライティング・プロデュース・リミックスなどを手掛ける3人組のチームである。ネイト・サイファートは、ロサンゼルスを拠点に活動するソングライター/ミュージシャンで、フロリダ・ジョージア・ライン(Florida Georgia Line)の「H.O.L.Y」やスティーブ・アオキ(Steve Aoki)とBTSのコラボ曲「Waste It On Me」などにソングライターとして関わっている。

02.「ゴシップ feat.トム・モレロGossip (featuring Tom Morello)」
〈作詞・作曲〉マネスキン/マディソン・ラブ/ジョー・ジャニアック
〈プロデューサー〉ファブリツィオ・フェラガッツォ & マネスキン
〈リード・ボーカル〉ダミアーノ・ダヴィド
〈曲について〉アルバムからの4枚目のシングルとして2023年1月23日にリリースされた。イタリアのシングル・チャートで最高24位を記録。レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(Rage Against the Machine)のギタリストのトム・モレロ(Tom Morello)が参加している。バンドのメンバーと共にソング・ライティングにクレジットされているのは、マディソン・ラブ(Madison Love)とジョー・ジャニアック(Joe Janiak)。マディソン・ラブは、アメリカのソングライター/シンガー。ジョー・ジャニアックはイギリスのソングライター/シンガーで、ブリトニー・スピアーズ(Britney Spears)、テイク・ザット(Take That)、アダム・ランバート(Adam Lambert)などの曲にソングライターとして関わっている。

03.「タイムゾーンTimezone」
〈作詞・作曲〉マネスキン/ラミ・ヤコブ/シルベスター・ウィリー・シベルツェン/ジャスティン・トランター
〈プロデューサー〉ラミ・ヤコブ & スライ
〈リード・ボーカル〉ダミアーノ・ダヴィド
〈曲について〉バンドのメンバーと共にソング・ライティングにクレジットされているのは、ラミ・ヤコブ(Rami Yacoub)、シルベスター・ウィリー・シベルツェン(Sylvester Willy Sivertsen)、ジャスティン・トランター(Justin Tranter)。
ラミ・ヤコブは、スウェーデンのプロデューサー/ソングライターで、アリアナ・グランデ(Ariana Grande)やウィーザー(Weezer)、ブリトニー・スピアーズなどの曲にプロデューサー/ソングライターとして関わっていて、この曲のプロデュースも手掛けている。シルベスター・ウィリー・シベルツェン(スライ)は、デンマークのソングライター/プロデューサーで、ザ・チェインスモーカーズ(The Chainsmokers)などの曲にプロデューサー/ソングライターとして関わっていて、この曲のプロデュースも手掛けている。ジャスティン・トランターは、アメリカのソングライター/シンガーで、ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)、リンキン・パーク(Linkin Park)、イマジン・ドラゴンズ(Imagine Dragons)などの曲にソングライターとして関わっている。

04.「ブラ・ブラ・ブラBla Bla Bla」
〈作詞・作曲〉マネスキン/ピーター・ライクロフト/パブロ・ボウマン・ナヴァロ
〈プロデューサー〉ファブリツィオ・フェラガッツォ & マネスキン
〈リード・ボーカル〉ダミアーノ・ダヴィド
〈曲について〉バンドのメンバーと共にソング・ライティングにクレジットされているのは、ピーター・ライクロフト(Peter Rycroft)とパブロ・ボウマン・ナヴァロ(Pablo Bowman Navarro)。

05.「ベイビー・セッドBaby Said」
〈作詞・作曲〉マネスキン/ラミ・ヤコブ/シルベスター・ウィリー・シベルツェン/マックス・マーティン/ジャスティン・トランター
〈プロデューサー〉ラミ・ヤコブ & マックス・マーティン & スライ
〈リード・ボーカル〉ダミアーノ・ダヴィド
〈曲について〉バンドのメンバーと共にソング・ライティングにクレジットされているマックス・マーティン(Max Martin)とは、スウェーデンのプロデューサー/ソングライターで、ブリトニー・スピアーズ、ケイティ・ペリー(Katy Perry)、ザ・ウィークエンド(The Weeknd)など、数々のアーティストの全米1位を獲得した曲に関わっている。

06.「ガソリンGasoline」
〈作詞・作曲〉マネスキン/ラミ・ヤコブ/シルベスター・ウィリー・シベルツェン/ジャスティン・トランター
〈プロデューサー〉ラミ・ヤコブ & スライ
〈リード・ボーカル〉ダミアーノ・ダヴィド
〈曲について〉

07.「フィールFeel」
〈作詞・作曲〉マネスキン/サヴァン・コテチャ/マティアス・ラーソン/ロビン・フレドリクソン
〈プロデューサー〉マットマン & ロビン
〈リード・ボーカル〉ダミアーノ・ダヴィド
〈曲について〉バンドのメンバーと共にソング・ライティングにクレジットされているのは、サヴァン・コテチャ(Savan Kotech)、マティアス・ラーソン(Mattias Larsson)、ロビン・フレドリクソン(Robin Fredriksson)。サヴァン・コテチャは、アメリカのプロデューサー/ソングライターで、マルーン5(Maroon 5)、ワン・ダイレクション(One Direction)などの曲にソングライターとして関わっている。マティアス・ラーソンとロビン・フレドリクソンは、マットマン & ロビン名義で活動しているスウェーデンのプロデューサー/ソングライターのデュオで、テイラー・スウィフト(Taylor Swift)、イマジン・ドラゴンズなどの曲にプロデューサー/ソングライターとして関わっていて、この曲のプロデュースも手掛けている。

08.「ドント・ワナ・スリープDon’t Wanna Sleep」
〈作詞・作曲〉マネスキン/ラミ・ヤコブ/シルベスター・ウィリー・シベルツェン/マックス・マーティン/ジャスティン・トランター
〈プロデューサー〉ラミ・ヤコブ & スライ
〈リード・ボーカル〉ダミアーノ・ダヴィド
〈曲について〉

09.「クール・キッズKool Kids」
〈作詞・作曲〉マネスキン
〈プロデューサー〉ファブリツィオ・フェラガッツォ & マネスキン
〈リード・ボーカル〉ダミアーノ・ダヴィド
〈曲について〉外部のソングライターが関わらずに、バンドのメンバーだけで作られた曲。

10.「イフ・ノット・フォー・ユーIf Not for You」
〈作詞・作曲〉マネスキン/ラミ・ヤコブ/シルベスター・ウィリー・シベルツェン/マックス・マーティン/サヴァン・コテチャ
〈プロデューサー〉ラミ・ヤコブ & マックス・マーティン & スライ 
〈リード・ボーカル〉ダミアーノ・ダヴィド
〈曲について〉

11.「リード・ユア・ダイアリーRead Your Diary」
〈作詞・作曲〉マネスキン/ラミ・ヤコブ/シルベスター・ウィリー・シベルツェン/ジャスティン・トランター
〈プロデューサー〉ラミ・ヤコブ & マックス・マーティン & スライ
〈リード・ボーカル〉ダミアーノ・ダヴィド
〈曲について〉

12.「マーク・チャップマンMark Chapman」
〈作詞・作曲〉マネスキン
〈プロデューサー〉ファブリツィオ・フェラガッツォ & マネスキン
〈リード・ボーカル〉ダミアーノ・ダヴィド
〈曲について〉外部のソングライターが関わらずに、バンドのメンバーだけで作られた曲。イタリア語で歌っている曲。

13.「ラ・フィーネLa fine」
〈作詞・作曲〉マネスキン
〈プロデューサー〉ファブリツィオ・フェラガッツォ & マネスキン
〈リード・ボーカル〉ダミアーノ・ダヴィド
〈曲について〉外部のソングライターが関わらずに、バンドのメンバーだけで作られた曲。イタリア語で歌っている曲で、タイトルは「終わり」を意味する。

14.「イル・ドーノ・デッラ・ヴィータIl dono della vita」
〈作詞・作曲〉マネスキン
〈プロデューサー〉ファブリツィオ・フェラガッツォ & マネスキン
〈リード・ボーカル〉ダミアーノ・ダヴィド
〈曲について〉外部のソングライターが関わらずに、バンドのメンバーだけで作られた曲。イタリア語で歌っている曲で、タイトルは「人生の贈り物」を意味する。

15.「マンマミーアMammamia」
〈作詞・作曲〉マネスキン
〈プロデューサー〉ファブリツィオ・フェラガッツォ & マネスキン
〈リード・ボーカル〉ダミアーノ・ダヴィド
〈曲について〉アルバムからの1枚目のシングルとして2021年10月8日にリリースされた。イタリアのシングル・チャートで最高6位を記録、プラチナ認定を受けている。外部のソングライターが関わらずに、バンドのメンバーだけで作られた。

16.「スーパーモデルSupermodel」
〈作詞・作曲〉マネスキン/ラミ・ヤコブ/シルベスター・ウィリー・シベルツェン/マックス・マーティン/ジャスティン・トランター
〈プロデューサー〉ラミ・ヤコブ & マックス・マーティン & スライ
〈リード・ボーカル〉ダミアーノ・ダヴィド
〈曲について〉アルバムからの2枚目のシングルとして2022年5月13日にリリースされた。イタリアのシングル・チャートで最高11位を記録、プラチナ認定を受けている。

17.「ザ・ロンリエストThe Loneliest」
〈作詞・作曲〉マネスキン/ラミ・ヤコブ/シルベスター・ウィリー・シベルツェン/ジェイソン・エビガン/サラ・ハドソン/ジェームズ・アブラハート
〈プロデューサー〉ファブリツィオ・フェラガッツォ & マネスキン
〈リード・ボーカル〉ダミアーノ・ダヴィド
〈曲について〉アルバムからの3枚目のシングルとして2022年10月7日にリリースされた。イタリアのシングル・チャートで1位を記録。プラチナ認定を受けている。バンドのメンバーと共にソング・ライティングにクレジットされているのは、ラミ・ヤコブ、シルベスター・ウィリー・シベルツェン、ジェイソン・エビガン(Jason Evigan)、サラ・ハドソン(Sarah Hudson)、ジェームズ・アブラハート(James Abrahart)。
ジェイソン・エビガンは、アメリカのソングライター/プロデューサー/シンガーで、マドンナ(Madonna)やマルーン5などの曲にソングライターとして関わっている。サラ・ハドソンは、アメリカのシンガー・ソングライター。ジェームズ・アブラハートは、イギリスのプロデューサー/ソングライターで、ジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)、クリス・ブラウン(Chris Brown)などの曲にソングライターとして関わっている。

『ラッシュ! – Rush!』をソング・ライターの比率で見ると、以下のとおり。

  • マネスキン名義の曲(5曲) = 29.41%
  • マネスキン/ラミ・ヤコブ/シルベスター・ウィリー・シベルツェン/ジャスティン・トランター名義の曲(3曲) = 17.64%
  • マネスキン/ラミ・ヤコブ/シルベスター・ウィリー・シベルツェン/マックス・マーティン/ジャスティン・トランター名義の曲(3曲) = 17.64%
  • マネスキン/キャプテン・カッツ/ネイト・サイファート名義の曲(1曲) = 5.88
  • マネスキン/マディソン・ラブ/ジョー・ジャニアック名義の曲(1曲) = 5.88
  • マネスキン/ピーター・ライクロフト/パブロ・ボウマン・ナヴァロ名義の曲(1曲) = 5.88
  • マネスキン/サヴァン・コテチャ/マティアス・ラーソン/ロビン・フレドリクソン名義の曲(1曲) = 5.88
  • マネスキン/ラミ・ヤコブ/シルベスター・ウィリー・シベルツェン/マックス・マーティン/サヴァン・コテチャ名義の曲(1曲) = 5.88
  • マネスキン/ラミ・ヤコブ/シルベスター・ウィリー・シベルツェン/ジェイソン・エビガン/サラ・ハドソン/ジェームズ・アブラハート名義の曲(1曲) = 5.88
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イタリアのアルバム・チャートで1位を記録

『ラッシュ! – Rush!』はイタリアのアルバム・チャートでの最高位は1位である。マネスキンは、これまでリリースした3枚のアルバム全てがイタリアのアルバム・チャートで1位を記録している。
アメリカのビルボード・チャートでは18位を記録して、日本のオリコン・チャートでも8位を記録した。

アルバム・ジャケットについて

『ラッシュ! – Rush!』のアルバム・ジャケットのアート・ディレクションと撮影は、トマソ・オットマーノ(Tommaso Ottomano)が担当した。トマソ・オットマーノは、イタリアの映像監督でマネスキンの「ザ・ロンリエスト」と「ゴシップ feat.トム・モレロ」のPVの監督も務めている。

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