『赤盤』とは、ビートルズがリリースしたベスト・アルバムの愛称
『赤盤』とは、ビートルズがリリースしたベスト・アルバム『ザ・ビートルズ1962年~1966年』の愛称である。アルバム・ジャケットの色から『赤盤』と呼ばれている。
発売日は1973年4月19日。収録曲は、ビートルズが1962年から1966年までに発表した楽曲から選ばれている。収録曲は全てビートルズが発表したオリジナル曲で、ビートルズがカバーした楽曲は含まれていない。楽曲のクレジットは全てレノンマッカートニー名義のものである。※1
『赤盤』をソング・ライターの比率で見ると以下のとおり。
レノン/マッカートニー名義の楽曲 = 100%
アルバムには全部で26曲が収録されている。CDでは01から13までが1枚目、14から26までが2枚目にあたる。アナログ・レコードでは、01~07までがA面、08~13までがB面、14~19までがC面、20~26までがD面にあたる。
曲目は以下のとおり。
〈DISC 1〉
01.「Love Me Do – ラヴ・ミー・ドゥ」
02.「Please Please Me – プリーズ・プリーズ・ミー」
03.「From Me to You – フロム・ミー・トゥ・ユー」
04.「She Loves You – シー・ラヴズ・ユー」
05.「I Want to Hold Your Hand – 抱きしめたい」
06.「All My Loving – オール・マイ・ラヴィング」
07.「Can’t Buy Me Love – キャント・バイ・ミー・ラヴ」
08.「A Hard Day’s Night – ア・ハード・デイズ・ナイト」
09.「And I Love Her – アンド・アイ・ラヴ・ハー」
10.「Eight Days a Week – エイト・デイズ・ア・ウィーク」
11.「I Feel Fine – アイ・フィール・ファイン」
12.「Ticket to Ride – 涙の乗車券」
13.「Yesterday – イエスタデイ」
〈DISC 2〉
14.「Help! – ヘルプ!」
15.「You’ve Got to Hide Your Love away – 悲しみはぶっとばせ」
16.「We Can Work It out – 恋を抱きしめよう」
17.「Day Tripper – デイ・トリッパー」
18.「Drive My Car – ドライヴ・マイ・カー」
19.「Norwegian Wood (This Bird Has Flown) – ノルウェーの森」
20.「Nowhere Man – ひとりぼっちのあいつ」
21.「Michelle – ミッシェル」
22.「In My Life – イン・マイ・ライフ」
23.「Girl – ガール」
24.「Paperback Writer – ペイパーバック・ライター」
25.「Eleanor Rigby – エリナー・リグビー」
26.「Yellow Submarine – イエロー・サブマリン」
※1 マッカートニー/レノン名義も含む
『赤盤』のアルバム・ジャケットの撮影場所は 『プリーズ・プリーズ・ミー』と同じ?
『赤盤』のアルバム・ジャケットの写真は、ビートルズの1stアルバム『Please Please Me – プリーズ・プリーズ・ミー』のジャケット撮影時の1963年のフォト・セッションで撮影された写真を使用している。
撮影場所は、ビートルズが所属していたレコード会社EMIの本社の吹き抜けで行われ、写真家で舞台美術家でもあるアンガス・マクビーンが撮影を担当した。

『青盤』とは、ビートルズがリリースしたベスト・アルバムの愛称
『青盤』とは、ビートルズがリリースしたベスト・アルバム『ザ・ビートルズ1967年~1970年』の愛称である。アルバム・ジャケットの色から『青盤』と呼ばれている。
発売日は1973年4月19日。収録曲は、ビートルズが1967年から1970年までに発表した楽曲から選ばれている。全てビートルズが発表したオリジナル曲で、カバー曲は含まれていない。
アルバムには全部で28曲が収録されている。
楽曲のクレジットは、レノンマッカートニー名義のものは23曲。
ジョージ・ハリスン名義の楽曲は4曲。
リチャード・スターキー(リンゴ・スターの本名)名義の楽曲は1曲。
『青盤』をソング・ライターの比率で見ると以下のとおり。
レノン/マッカートニー名義の楽曲 = 82.1%
ジョージ・ハリスン名義の楽曲 = 14.3%
リチャード・スターキー名義の楽曲 = 3.6%
CDでは01から14までが1枚目、15から28までが2枚目にあたる。アナログ・レコードでは、01~07までがA面、08~14までがB面、15~21までがC面、22~28までがD面にあたる。
曲目は以下のとおり。
〈DISC 1〉
01.「Strawberry Fields Forever – ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」
02.「Penny Lane – ペニー・レイン」
03.「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band – サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」
04.「With a Little Help from My Friends – ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ」
05.「Lucy in the Sky with Diamonds – ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ」
06.「A Day in the Life – ア・デイ・イン・ザ・ライフ」
07.「All You Need Is Love – 愛こそはすべて」
08.「I Am the Walrus – アイ・アム・ザ・ウォルラス」
09.「Hello, Goodbye – ハロー・グッドバイ」
10.「The Fool on the Hill – フール・オン・ザ・ヒル」
11.「Magical Mystery Tour – マジカル・ミステリー・ツアー」
12.「Lady Madonna – レディ・マドンナ」
13.「Hey Jude – ヘイ・ジュード」
14.「Revolution – レヴォリューション」
DISC 2〉
15.「Back in the U.S.S.R. – バック・イン・ザ・U.S.S.R.」
16.「While My Guitar Gently Weeps – ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」
17.「Ob-La-Di, Ob-La-Da – オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ」
18.「Get Back – ゲット・バック」
19.「Don’t Let Me Down – ドント・レット・ミー・ダウン」
20.「The Ballad of John and Yoko – ジョンとヨーコのバラード」
21.「Old Brown Shoe – オールド・ブラウン・シュー」
22.「Here Comes the Sun – ヒア・カムズ・ザ・サン」
23.「Come together – カム・トゥゲザー」
24.「Something – サムシング」
25.「Octopus’s Garden – オクトパスズ・ガーデン」
26.「Let It Be – レット・イット・ビー」
27.「Across the Universe – アクロス・ザ・ユニヴァース」
28.「The Long and Winding Road – ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」
『赤盤』『青盤』どちらがおすすめ?
『赤盤』の収録曲は、ビートルズが1962年から1966年までに発表した楽曲から選ばれている。 ビートルズの前期の曲が聞きたい人は『赤盤』がおすすめです。
『青盤』の収録曲は、ビートルズが1967年から1970年までに発表した楽曲から選ばれている。 ビートルズの後期の曲が聞きたい人は『青盤』がおすすめです。